オススメ映画「マスカレードホテル」

どうも、最近ブログに書きたいことが多く更新多めになっております。時間に余裕ができると、文章を書く意欲も出てくるものですね。３連休の最終日ということで、やることもなかったので映画をみていました。それがタイトルにも書いた「マスカレードホテル」です。

ホテルマンとして潜入捜査！？

マスカレードホテルのあらすじをざっくりまとめると、事件予告のあった高級ホテルに警察がホテルマンとして潜入捜査をし、事件を解決していくという話です。木村拓哉と長澤まさみが主演で、生瀬勝久も出演しています。

潜入捜査では長澤まさみ演じる山岸が木村拓哉演じる新田の教育係兼バディーとして業務を進めるんですが、お互い性格が全然合わなくてぶつかってばかりいるという、よくある”仲悪いコンビ”として描かれています。しかし、互いのことを知っていくうちに理解していき、最終的にはいいコンビに成長していきます。

東野圭吾原作なので、話の大きな柱としては事件があるんですが、ホテルにくるお客様を巡って途中に色々なドラマが巻き起こるのも醍醐味の一つになっています。その中で新田がホテルマンとして成長したり、山岸が警察に対して理解を深めていったりという変化が非常に面白かったです。

ホテルマンとしては相手がどんなお客様でもお客様を信じて真摯に対応し満足してもらわないといけないが、警察としてはほんの少しでも怪しい点があったら犯人として疑わなければならない。お互いそのような決定的な違いがありながら一緒に業務を進めていかないといけないという点が非常に面白かったですね。

事件の真相が明らかになった時の爽快感

今回は連続殺人事件の捜査ということで始まるんですが、物語の軸となる事件の謎解きもやっぱり面白いんですよね。さすが東野圭吾です（好き嫌いあるかもしれませんが）。

新田はホテルマンとして業務しながらも事件の捜査を進めていくんですが、バディーの山岸との会話の中で事件を捜査するヒントを得ていきそれによって犯人が浮かび上がってくるんです。ホテルにくるお客様の誰が犯人なのか考えながらみていくんですが、思いもよらないところで出来事が繋がったりして、そういう場面ってみていて気持ちいいんですよね。知恵の輪が解けたみたいな気持ちよさですね。

最終的にはそれまでの伏線を回収して意外な人物が犯人として明らかになるのでその展開には震えましたね。いやーこんなの考えるなんてすごいなと。久しぶりに「容疑者Xの献身」とか見たくなりました。

最近は事件ものが面白い

最近「Nのため」や「テセウスの船」に続き「マスカレードホテル」という事件ものを連続してみているんですが、そういう謎解き系の物語が好きなんだなとわかってきました。誰が犯人なのかや真実は何なのかを考えながらみていくのってパズルを解くみたいで楽しいんですよね。脱出ゲームと違って解けないということもないですし、安心して楽しむことができます。今後しばらくはそういう作品の感想記事が多めになっていく予定です。オススメあったら観るので教えてください。